茅ヶ崎徳洲会病院の部署紹介
〜看護部〜
茅ヶ崎徳洲会病院看護部の地域の患者さんを支える主な部署をご紹介します。
看護部
4階西病棟
外科系病棟(外科・整形外科)です。年間数百件の術前・術後の管理や看護を行い、早期離床・退院へとつなげています。また、地域包括ケア病床も有しており、MSWやリハビリ、医事課とも連携しながら、患者さんが安心して地域へ戻れるようサポートしています。
[ 主な入院患者 ]
直腸がん、胃がん、乳がん、鼠経ヘルニア、腸閉塞、大腿骨頚部骨折、腰椎圧迫骨折など
[ 教育・フォロー体制 ]
入職1年目にはプリセプターがつきます。
毎月1回勉強会を開催し、現在学ぶべき必要な症例や研修で学んだこと等を発表しています。
[ このような看護師を目指せます ]
外科的技術の習得に加え、術後管理に強くなることができます。
4階東病棟
当病棟は44床の内科病棟です。一般個室9室、重症個室1室、4人部屋6室、3人部屋2室で成り立っています。糖尿病、肺炎、尿路感染症、肝炎、膵炎、高血圧症などの内科的疾患の患者さんが、検査や治療目的の他、教育目的や退院環境調整目的で入院しています。薬剤師、リハビリ、MSW、栄養士などの多職種が患者さん一人ひとりの個性が生かせるよう情報共有をしながら、チームとして関わっています。
[ 主な入院患者 ]
糖尿病、心不全、誤嚥性肺炎、膵炎、脳梗塞など
[ 教育・フォロー体制 ]
新人はプリセプター方式でフォローを行っています。中途採用者はこれまでの経験や希望を考慮した上で、相談役を付けたりするなどフォローを行っています。また、高齢者患者さんが多くいるため、口腔ケアの専門指導を受けながらマウスケアも行っています。
[ このような看護師を目指せます ]
高齢者の患者さんが多く老年看護や認知症看護が学べることに加え、心不全や誤嚥性肺肺炎患者さんに対する循環動態、呼吸器系・酸素療法についても学べます。また、内視鏡の検査や治療の看護も学ぶことができ、内科系看護に必要なスキルを全般的学べます。
3階東病棟
泌尿器科中心の病棟ですが、内科・外科・レスパイト等の患者さんもいる混合病棟になります。急性期から終末期、周術期から慢性期まで幅広く看ています。医師や薬剤師、コメディカルとの連携が密であり、いつでもどこでも相談し合える関係性があり、また看護業務だけではなく院内業務にもスタッフ皆で一致団結して取り組むことを楽しいと思える、一生懸命なスタッフが多い部署です。
[ 主な入院患者 ]
前立腺癌、膀胱腫瘍、尿管・腎結石、前立腺肥大症、尿路感染症、精巣炎、捻転、肺炎、腰椎圧迫骨折、腸閉塞、慢性腎不全
[ 教育・フォロー体制 ]
新人に対してだけではなく、中途採用者に対しても相談役の看護師を付けたりするなど、“開かれた関係”“何でも聞ける関係”作りに力を入れています。本人の意思や学びたいことを第一に尊重し、やりたい分野や任せたい分野などがあれば積極的に研修に派遣しています。病棟の業務、患者ケアがスムーズに行えるよう、病棟内スタッフで係を作り対応していますが、一人で抱え込まないようにチームで手助けしながら業務にあたっています。
[ このような看護師を目指せます ]
泌尿器科だけではなく、内科などオールマイティに看られる看護ができます。当院は泌尿器科に力を入れており、今後は排泄ケアなどを導入していきます。また、透析患者さんも入院していることから、透析のシャント造設から導入まで専門的な知識も学ぶことができます。
手術室
当院の手術室は4室あり、主に外科・泌尿器科・産婦人科の手術を行っています。ダヴィンチを導入したこともあり、特に泌尿器科の手術が増えています。また最近では整形外科・皮膚科の診療科が加わり、症例を数多く学ぶことができ、より専門的な知識を習得することができます。
[ 手術室詳細 ]
前立腺悪性腫瘍手術(ダヴィンチ)、腹腔鏡下腎(尿管)悪性手術、TUL、腹腔鏡下胆嚢摘出術、腹腔鏡下鼠経ヘルニア手術、腹腔鏡下結腸切除術、帝王切開術など
[ 教育・フォロー体制 ]
手術室の経験がないスタッフには慣れるまで先輩職員が付き指導をしています。徳洲会グループ内で手術室認定制度があり、よりキャリアアップを目指すこともできます。
[ このような看護師を目指せます ]
手術看護全般を学ぶことが出来、専門性の高い看護師を目指すことができます。
外来
当院の外来は、内科・外科・小児科・産婦人科・泌尿器科・整形外科・皮膚科・循環器内科・脳神経外科・神経内科・呼吸器内科を行っており、急性疾患から慢性疾患にまで対応しています。内視鏡センターでは、検診にも対応し、予防医療から治療まで幅広く行い、地域に根ざした医療を提供し、適切な診療が受けられるようにサポートしています。また、在宅医療では患者さんだけではなくご家族のサポートも出来るよう努めています。子育て中の看護師が多く、お互いにフォローし合いながら働けるアットホームな職場です。
[ 外来詳細 ]
外来患者数:約300名/日
糖尿病、高血圧症、消化器疾患、呼吸器疾患、前立腺肥大症、膝関節症、腰痛症、骨粗鬆症など
[ 教育・フォロー体制 ]
各科の特殊性・専門性に合わせた外来看護を学ぶことができます。院内研修・外部研修だけではなく日々の業務の中でOJTによる指導に加え、多職種との関わりを必要とするため、連携の具体的な方法などを実践的に学び、地域医療を担うための知識を得られます。
[ このような看護師を目指せます ]
急性期から慢性期疾患の適切で迅速な対応が出来、地域に必要とされるニーズに合わせた医療・看護ができる看護師を目指せます。
ER
24時間体制で1・2次救急の患者さんの受け入れを行っています。茅ヶ崎という地域柄高齢者の患者さんが多く、救急搬送数の8割以上は65歳以上の方で、発熱・転倒を主訴に救急 搬送され、そのうちの4割の方が入院につながっています。一方、Walk-inでは内科疾患の患者さんが大半を占め、それ以外に小児科・外科の患者さんも多く来院されます。当院のERは1・2次救急の患者さんが多いからこそ「トリアージ能力」が必要となるため、看護経験が豊富なスタッフを配置しています。
[ 搬送件数 ]
150~200件/月
[ 教育・フォロー体制 ]
スタッフ全員が看護師としてのキャリアが豊富なため、実践を踏まえた教育を行っています。
[ このような看護師を目指せます ]
1・2次救急の患者さんの中にいる3次適応の患者さんをより早く正確にトリアージする能力を養うことができます。また、ERを受診する患者さんの不安や生活状態を考慮しながらのケアが出来、救急治療・看護のみならず患者さん・ご家族の精神的部分の視点に向けたケアもできます。救急医療の中で「看護師」としての役割を感じながら成長することができ、地域の中での救急看護を提供出来る看護師を目指せます。
透析
当透析センターでは、透析患者さんがより良い治療を受けられるように、最高水準の機器を揃え、日本透析医学会透析液水準内の、まったく無菌の超純粋透析液を実現し、治療に使用しています。また、患者さんへの透析治療の幅を広げるために、HD、オフラインHDFだけではなく、オンラインHDFやI-HDFも選択できます。さらに、栄養士・薬剤師・MSWなどの多職種と連携を図り、患者さんのより良い透析生活をおくっていただけるよう、トータルケアを目指した人工透析を行っています。
[ 透析室詳細 ]
ベッド数:43床、透析患者:100名前後
[ 教育・フォロー体制 ]
まず慢性腎不全の疾患について学びます。その後、透析治療や透析機器の取り扱いについて、先輩職員がモデルになり、実践の中でスキルを身に付けていきます。透析治療を受ける患者さんは、精神的・身体的に苦痛を感じることが多く、その苦痛の軽減のための看護スキルを得ることができます。また、徳洲会グループの看護部が主催するグループ内認定を取得することができ、更なるキャリアアップを図ることができます。
[ このような看護師を目指せます ]
透析看護という専門性の高い看護の実践できる看護師や医師・臨床工学技士と協働し、チーム力を発揮できる看護師を目指せます。